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結婚式の各地域や世代毎の特徴とバブル期の例

結婚式の花嫁

結婚式は人生最高の晴れ舞台と言われています。 その式は各地域で様々な特徴があります。 有名なのは名古屋です。名古屋の式はとにかく派手でお金をかけ、結婚式で家が傾くと言われているほどです。 テレビドラマにもなったことから全国的に有名です。 反対に北海道は会費制のシンプルなスタイルが多いとされています。 また沖縄ではにぎやかさが特徴で、出席者も300人以上ということも少なくなく、沖縄伝統の踊りを踊ったりとさながらお祭りのようです。

現代は若い世代ほど結婚式にお金をかけない傾向にあります。 若者は車にお金をかけることもしないといわれており、式よりも実際の生活にお金をかける実用性重視世代とも言えます。 またこの世代は授かり婚が多いため式をあげないというカップルも多いといいます。 そういったことから、授かり婚カップル向けに配慮された式を打ち出す結婚式場が多いという傾向にあります。

またバブル期には、ゴンドラに乗って登場したりスモークがたかれていたり、お色直しも3回は当たり前といったところでした。 ウエディングケーキは見上げるほどの高さがあり、どれだけお金をかけているかを出席者に見て頂くというところもバブルの特徴ではないかと思われます。

花束

仲人に見る結婚式の世代間の特徴

ウェディング

現在の結婚式では仲人をたてることはまれと言ってもいいでしょう。
しかしかつては結婚は家と家を結ぶもので、お見合いで相手を決めることが一般的でした。
そのため、その仲立ちとなり若い夫婦の後見役となる仲介役が必要だったのです。

現在では結婚は個人の自由な意志によるものという考えが広まり、家同士を結びつけるという意味合いは薄れています。
結婚自体も宗教的な儀式をしない人前式があったり、アットホームで開放的な披露宴が人気を集めたりなど、従来の形式にとらわれない自分たちらしさのある結婚式が特徴です。
一世代上の列席者や親族の中には仲人をたてない結婚式を疑問に思ったり苦言を呈する方もいるかもしれません。

しかし式の意味合いや形式は変わっても新郎新婦の門出を祝う気持ちは世代を超えた変わらない願いです。
新郎新婦が自分たちで選んで決めた式に招かれたのですから、心から祝福したいものです。
そして新郎新婦もジェネレーションギャップがあることを意識した上で式の内容を決め、そのことについて自分たちの考えをしっかり伝えることが大切です。
多くの人から祝福される結婚式を挙げられるのであれば、これからの新生活や人生もきっと幸せなものになることでしょう。

ブーケ

世代により結婚式は仏前式からキリスト教式へ移っている特徴がある

キス

現在の20歳代や30歳代の親世代の結婚式の特徴と、今主役となる新郎新婦の世代では、挙式タイプに少し違いがみられます。

挙式には、キリスト教式という教会やチャペルと呼ばれている場所にて、キリスト教のしきたりに従って牧師とともに、賛美歌の斉唱や聖書朗読、結婚の誓約などを行っていくスタイルがあり、こちらで挙式される新郎新婦が年々増加しているといいます。
理由には、ウエディングドレスを着て挙式をしたいと願う花嫁が多いことや、チャペルがあって挙式ができる会場が増えていることがあげられるでしょう。
そして、挙式が終わった後の演出に多い、フラワーシャワーを体験したいと思う方が多いのも事実のようです。

しかしながら、今から30年、40年以前の結婚式では、仏前式が主流となっていたものです。
仏教の宗派の寺院や自宅などを会場として、結婚式を行っていたといいます。
このスタイルが少なくなった理由としましては、寺院との関係性が薄くなっていることや、住宅事情や家族構成の変化などがあげられるでしょう。
世代によって結婚式の特徴が良くわかるもので、さまざまな理由や事情などによって、仏前式からキリスト教式へと変化しているといえるでしょう。

名古屋はウエディングプランナーが主流へ

名古屋

名古屋といえば派手婚のイメージが定着していました。結婚式はとても豪華で、嫁入り道具は高価な家財道具をそろえて嫁入りします。

しかし派手婚は少なくなり、オリジナルウエディングを希望するカップルが増えています。なるべく予算を抑え、それでも思い出に残る結婚式にしようとウエディングプランナーに依頼しています。 ウエディングプランナーなら、ホテルよりも小予算ですし、決まったパターンがないのでオリジナル間満載の結婚式となります。

カップルの年齢が低くなればなるほど、ウエディングプランナーに依頼するそうです。ウエディングプランナーの方は比較的年齢も若いので、話しやすく価値観を理解してくれるのでしょう。 ウエディングプランナーに依頼してオリジナルウエディングをする傾向は、名古屋だけではなく、その他の地域にも広がりつつあります。