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円卓に地域の特徴が現れる高知県の結婚式

円卓が一般的

結婚式といえば、その内容に地域性が現れるもので、地域によって異なる点が特徴となっています。
高知県の場合は、円卓を囲って執り行う結婚式が伝統的ですし、大人数を招待して盛大に式を挙げるのが特徴的です。
100人以上の参加は珍しくなく、中には200人を超える規模になるケースもあります。

勿論、若い世代は多様化が進んでいるので、伝統よりも主役の希望であったり、アイディアや個性を重視するケースもあるでしょう。
しかし、円卓の結婚式はある意味合理的で、無駄を嫌う高知県民らしさが導いた結果だと考えられます。
料理のスタイルは、大皿に大量に盛るのが伝統的ですから、一人分ずつ用意する手間がなく、結果的に節約に繋がります。
また、式の参加者が自由に料理を取って食べられるので、その点にも皿鉢を好んで使う地域性が現れているといえます。

一方、結婚式の費用は全国平均を下回り、盛大に式を執り行っても節約出来ることを証明しています。
テーブルの形や料理の出し方、参加人数の規模など式の随所に特徴が溢れますが、これらには合理性があって、見習うべき部分も少なからずあるはずです。
参加者の傾向がバラバラでも、同じ皿の料理を一緒に食べることで、距離感は縮まり打ち解け合えるようになりますから、この点も合理的で優れていると評価出来ます。