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福岡地域の結婚式には博多手一本という特徴があります。

博多では伝統的な一本締め

結婚式の披露宴で最後の締めとして行われるやり方に関しては各地方により色んな特徴があります。
代表的な例は新郎、新婦の前途を祝し万歳三唱です。

福岡地域で行われる結婚式の披露宴の締めは殆どの場合博多手一本です。
特に決まっている訳では有りませんが、昔からの習慣を踏襲しているのです。
通常この締めを執り行う人は新郎、新婦が大変お世話に成っている人が選ばれます。
と言うよりは新郎が直々にお願いする事になります。
従って他府県からの招待客がその役に選ばれた場合には結婚式当日早めに来て宴会場の担当者の指導により練習すると言う事も起こり得るのです。

特に問題なのは関東地方からのお客様です。
何故なら一本締めとして有名な関東風一本締めは掛け声のヨーの後パチ1回で終わりますが、博多の場合は独特の拍子で複数回打つのです。
しかしながら博多では伝統的な一本締めと呼ばれているのです。

博多手一本は独特のやり方を行い、江戸時代から物事のケジメをつける時に行われていました。
現在でも福岡地域では伝統行事である博多山笠で行われており、テレビ中継等で観る事が出来ます。
又小中学校の運動会の締めや企業の会議の締めでも行われています。
一般にも正月の年賀の行事や地域のお祭りで使われています。