結婚式は地域によって違い。岡山では風呂敷が特徴。

結婚式は、地域によって、古くから伝わる慣習の違いがあります。岡山では、結婚式の前の結納が盛大に行われる特徴があります。
この際、この地域ならではの特徴として、男性側が女性に赤い風呂敷を、女性側は結納返しの際に、男性に紫の風呂敷をそれぞれ贈ります。
流し袱紗と呼ばれています。流し袱紗には、寿の文字が入っており、目録の上にかけて渡されます。色違いの流し袱紗を交換することになります。

流し袱紗は、結納を取り扱っている専門店で販売しています。
岡山県出身の人達の結婚式の場合には、結納品とともに、この袱紗を忘れずに購入するようにします。
よくわからない場合には、専門店のスタッフに相談をすると、よく教えてくれます。

どちらかがこの地域の人である場合には、こういった慣習にそって結納をかわすことが多くなります。
しかし、最近では、古くから伝わる慣習を気にせずに、若い二人の感覚で結婚に踏み切ることも多くなっています。

古くからの慣習を気にする人達の場合には、流し袱紗について、覚えておくようにします。
流し袱紗は、絹だけで出来たものと、レーヨンと絹で出来たもの等があります。値段の違いがありますので、好みやこだわりによって、選ぶようにします。