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派手といわれる名古屋の結婚式の地域的な特徴

ウェディングケーキ

結婚式の地域性ということではまっさきに話題に上りがちな地域が名古屋です。
娘が3人いたら家が傾くとか嫁をもらうなら名古屋から とは昔からよくいわれていることで、この地域での結婚式がいかにお金がかかるかを表す言葉です。

実際に結婚式を挙げた夫婦に特徴について聞くと、引き出物の数が多い、ウェディングケーキが大きい、お色直しの回数が多い、ゲストの人数が多いなどの感想が聞かれたものです。
嫁入りをテーマにしたドラマがテレビで放映されたことで、全国的にど派手なイメージが浸透してしまったこともあるかも知れません。

でもいまどきの結婚式では、そんな風潮もやや下火になっているとの声も聞かれます。実際のところはどうなのでしょうか。

親の援助額の統計を見ると、富山や石川等に次いで全国二位です。やはり親が面倒を見るという意識が高い土地柄かも知れません。

昔は嫁入り道具が見えるように荷台が透明なトラックで運ばれたという時代もありました。
また式に出発する前に家の二階の窓から集まった近所の人に向けてお菓子をばらまくという風習もあります。
しかし最近では規模を縮小し、式場内で行なうという形をとることが多いそうです。
両手で持てる程度では恥といわれ、鰹節や重い器など最低5種類のものは詰め込んでいたといわれる引き出物も、最近ではA4サイズのカタログギフトが幅を効かせているそうです。

時代の流れには伝統的な文化や風習も逆らえないということでしょうか。