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地域独特の結婚式風習:岐阜の特徴は餅投げ

紅白の餅

結婚式は昔から受け継がれてきた地域独特の風習が今も根強く残っていることがあります。
例えば岐阜の一部地域で行われている「餅投げ」と呼ばれる風習は、結婚式場で紅白の餅をばらまくという非常に特徴的なものです。

どうしてそんなことをするのかというと、一説には幸せを当事者だけで独り占めするのではなく、大勢の人と分かち合おうという考えで行うという理由があります。
また花嫁が嫁ぎ先で食べ物に困らないように願う気持ちから行うという説もあります。

地域によってはおひねりやお菓子なども同時に投げることがあるため、岐阜の中でもさらに細かく特徴が変化していきます。

つきたての柔らかい状態ではなく、固まって手などが汚れない状態で袋などに入れて投げられるため身体に当たるとかなりの痛みを伴います。
また不特定多数の人間が一か所に集中するため、接触によるけがのそれも生じるでしょう。

しかしそれらの困った問題があるのにも関わらず、昔から結婚式などのお祝いの席では行われてきた伝統的行事の一つであるため、結婚式で行う余興を探している人はぜひ検討してみると良いでしょう。
特に年配の招待客や初めて参加する子供、県外出身者などは喜んで参加してくれる可能性が高いです。